2006年6月12日 (月)

この期に及んでシリーズその2・ザルツカンマーグートに行く

 ということで、今は引っ越しの準備におおわらわなのですが、その合間を縫って、ザルツカンマーグート(Salzkammergut)に行ってきました。例によって、先日のブラティスラヴァの時もご一緒いただいたI本さんご一家と一緒。

 さて、ザルツカンマーグートはサウンド・オブ・ミュージックの舞台として有名で観光スポットが多いのですが、湖あり山あり牧場ありと、かなり心和む場所でもあります。

Pict0001_37Pict0011_14   今回はザンクト・アガサ(St.Agatha)というところで1泊。ここはダハシュタイン連峰の麓にある小さい村。山と緑がとにかくきれい。僕は結局オーストリアのこういう所に惚れたんだと思います。

 夕食はホテルの隣のレストランで食べる。なんとそこにはオーストリア式ボーリング場があり、今回初めて挑戦。

Pict0030_5Pict0027_1Pict0028_6    オーストリア式ボーリング、普通のとは結構違う。まずピンの本数。普通は10本ですが、こっちは9本。あとボール。えらく小さくて指を入れる穴が2つしかない。さらにピンは上にひもが付いていて、シャッフルする時は倒れた奴も含めてひもでつり上げられる仕組み(写真で見えるかな?)。ついでに普通は1フレーム2回投げますが、こっちは1回(ストライクの時は2回)。あと、助走路と玉を転がすレーンの境目に玉の直径よりちょっと高い位のところにひもが張ってあり、投げる時はその間を通さなきゃいかん。ボーリング場と言ってもなんか細長い広間みたいな感じでとっても不思議。

Pict00105Pict00108   翌日は世界遺産・ハルシュタット(Hallstatt)に行く。ハルシュタッター湖(Hallstätter See)のほとりにかわいい建物が所狭しと建っていて、道路はまるで細ーい迷路。

 

Pict01018Pict00122   湖の遊覧船に乗ってみる。気持ちいいー。遊覧船には日本人の団体観光客と乗り合わせる。うちらのグループ(我が家:日本人、I本さん一家:旦那は今は日本国籍だけど生粋のオーストリア人、奥さん日本人、お小ちゃまはハーフ)が奇妙だったのか、下船時に日本人のおばさまが近寄ってきて、「あなたはあちらの外人の方のご親戚?」と聞いてくる。そんなわけないじゃん!

Pict00124  夜にうちの自動車を買いたいという人が来るので先を急ぐつもりが、ヴルフガング湖に行く途中で渓流を発見。子供が遊びたいだろーなーという口実で(実は僕が遊びたい)、立ち寄る。靴を脱いで仮名にはいるとしびれるほど水が冷たくてきれい。

 

 

Pict00125  今度は本当に先を急ぐ(お腹が空いたから。ビールが飲みたいからでは決してない)。ザンクト・ヴォルフガング(St.Wolfgang)で昼食。ここはサウンド・オブ・ミュージックの舞台であるからか、ハルシュタットよりももっと観光地化している。うちも何回か来ているけど、この辺は雨が多いらしく、晴れているのは初めて。

Pict00128  そそくさと帰路につく。これはこっちのアウトバーンの工事区間マーク。残りの距離によって氷上が変わる。初めは激怒の顔だけどだんだん終わりに近づくにつれてちょい怒り→普通→ちょい笑顔→うれしい顔と変化する。この写真は残り2㎞なのでかなり朗らか顔。なんかバカにされているような気がしないでもない。

 約束の7時の5分前に家に到着。でも待ち人来ず。30分遅れて到着。その挙げ句に「車種を間違えた、ごめん」だと!何のためにこんなに急いで帰ってきたのさ!

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2006年4月22日 (土)

ザンクト・ペルテンに行く

 17日の月曜日はイースター・マンデーでお休み。意味も分からずにお休みになるのはお得感がとても強い気がするのですが、いかがでしょうか。

 なんとその上、妻子に用事があり、そのお休みを一人で過ごすことができるという、何とも言えない幸運(?)に恵まれてしまい、まあどうしましょう。

 まだ時差ぼけのぼーっとした頭で今日何をするかを考えてみる。ゴルフの練習にでも行くか、ジョギングでもするか、普段は読めない難解な本でも読むか、はたまたどこかに行くか。1日を有意義に過ごそうと思っての行動だったけど、それを布団でごろごろしながら考えたのが失敗の元。いつしか気を失い、気がついてみるともう昼過ぎじゃん!まだメシも風呂も入ってないじゃん!結局最も無意味に過ごしそうじゃん!

 メシを食いながらまたどうするか考えてみる。さすがにメシの最中だけあって今度は寝ることはなく、ちょっと遠いどこかに行くことに決定。でも、鬼平犯科帳(大好きなのさ♡)のビデオを見ながら食ったのがこれまたいかん。気がついてみるともう2時過ぎてるじゃん!もうだめだめ人間じゃん!

 仕方がないので近場に行くことにする。地図を広げていると、ちょこっと気になる地名を発見。ザンクト・ペルテン(St. Poelten、oeはoのウムラウトね)。アウトバーンを走っているとよく「○○方面こちら」の看板で見かける。お前は誰やねん。近いし行ってやれとようやく3時近くになって出発。ああ、有意義だこと。

Pict0004_24   現地までは1時間弱で到着できる距離。でも高速を降りてからの標識が不親切で道に迷う。でもそのおかげでこんな景色に出会えた。こういう景色って好きなのさ♪

 なんとか中心部に到着。祝日のせいもあって、とても静か。

Pict0008_19Pict0007_23  これが市庁舎(Rathaus)。パステルカラーでかわいい。市庁舎前は広場になっていて、謎の塔が立っている。どっかで見たことがあるぞ。あ、ウィーンのグラーベンにあるペスト記念柱に似ている!後で地球の歩き方を見ると、こっちのは三位一体の柱、グラーベンのはペスト記念柱(三位一体記念柱ともいう)と書いてある。要は一緒ということ?

Pict0009_16  市庁舎の裏にあるのが英国婦人教会だそうな。地球の歩き方では、「とりわけ見事」と書いてあるが・・・。ま、きれいではありますがね。

 

Pict0010_12Pict0011_12Pict0012_10    ちょっと歩くとドーム教会(Domkirche)がある。外見はおもしろみがないけど、中にはいると、やっぱり豪華!

 

 

 あっという間に中心部を回れる小さな街でした。ま、一人でちょろっと行くにはちょうどいいかも。しかし、なんか無理して観光した気がする。強引に帳尻をあわせたなぁ。

 でも考えてみると、観光をしながらほとんど喋っていない。そうか、一人だとこうなるんですね。

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2006年4月17日 (月)

チェコとの国境

 8日の土曜日は天気も良かったので、ドライブがてらチェコとの国境を越えてみた。行き方は簡単。アウトバーンA22線をとにかくずーっと北上する。国境の20㎞(?)くらい手前で高速が一般道に変わるけど、それでもとにかく進み続ける。そうするとオーストリア側のパスポートコントロールに着きます。

 「チェコに行ってみる」と敢えて書いていないのには訳があって、オーストリアのパスポートコントロールは越えるんだけど、チェコのは越えない、という不安定な場所に行こうというもの。両者の間に、「Freeport」というショッピングセンターがあるのだ。たぶん、ここって冷戦時代は東西両陣営の緩衝地帯だったんじゃないかと思っています。

Pict0003_33  ご存じのとおり、チェコはEUに加盟しました。この青地に星印がその証拠。でも、人・モノの自由な往来を提供するシェンゲン協定にはまだ入れさせてもらっていません。したがって、国境を越えるにはまだパスポートが必要です。

Pict0001_32Pict0006_21Pict0007_21    パスポートコントロールの前には多くの車が列をなします。だんだん近づいてくるとやっぱり緊張します。オーストリア側では出る時も入る時も、チェコのパスポートはきっちりと中を見ます。オーストリアのはほとんどノーチェック。去年までは一応出入国のスタンプを押したのですが、今回はもう何もなしでした。

Pict0010_11  無事通過。チェコ側のパスポートコントロールは2㎞以上先なのですが、一応ここはチェコ領の扱いになっているみたい。

 

Pict0011_11Pict0015_8Pict0012_9    ここから先はのどかな田園地帯が広がっているのですが、その中で忽然としてこういう悪趣味の大きな建物が出現します。これがFreeport。ブランド物(Tommy Hilfiger、Nautica、ナイキ、アディダス等)のアウトレットモール、スーパー、雑貨屋、あと中国人の露天商の大軍団(店はものすごく多いけど、売っている物はどこも同じニセブランド品)などがあります。値段としては、ウィーンの3割安前後くらいですかね。

Pict0025_5  さて、国境のオーストリア側には結構高い丘が連なっていて、眺めがとてもきれい。これはオーストリア側の風景です。

 

 帰り道、上の写真を撮るために丘のてっぺんで車を止めたところ、異様な物が目に入りました。

Pict0016_9Pict0017_11   US ARMY・・・。これは米軍のトーチカですね。冷戦時代は文字通り西側陣営の最前線。ワルシャワ機構軍の侵攻を食い止めるためにこの中に目を血走らせた軍人が入っていたんでしょうね。緩衝地帯とともに、冷戦時代の遺物です。かなーりびっくりしました。

 

Pict0030_3Pict0031_6   てれてれとウィーンに向けて車を走らせる。途中、小さな村がいくつか出てくる。そこで見かけたもの。農村部での信仰の厚さが感じられます。

 

 

Pict0032_2  これはペンションの案内。このZIMMER FREIという旗が空き室ありの目印。夏場に旅行するとたくさん目にします。

 

Pict0033_3  これ、なんだか分かります?たぶん、変電施設だと思います。田舎の方でよく見かけます。日本の無味乾燥なのとは大違い。

 

 

 

Pict0038_2Pict0039_3   30分くらいしてようやく高速に到達。帰りはウィーンの森を通ってみる。森の斜面には、今こういう花がたくさん咲いてます。これってスミレ?

 

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 かなーり熱意を失っていますが、ま、一応。

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2006年2月14日 (火)

ネタがないので写真を追加

 記事のネタがないので、また写真を追加してみる。

 夏に南チロルのMilstätter see(湖)に行った時の夕陽です。

 別に夕陽だけ撮っているわけじゃないんですが・・・好きなもんで。

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2006年1月23日 (月)

スキーに行く

Photo_1Pict0003_15  昨日の予告どおり、今日はスキーに行った。場所はゼメリンク(Semmering)のステューレック(Stuhleck)というところ。ウィーンから100㎞足らずの所にある、ウィーン人にはポピュラーなところ。 

 職場の同僚から誘われたのだが、彼らは朝8時前には出発という若さを発揮した行動(とはいえ、数歳しか違わないんすけどね)に出ており、到底着いていけない僕と娘は10時ちょい前に出発し現地で合流という脱力モード。

 朝起きてみると気温マイナス5℃、かなりの雪で先が思いやられる。高速道路も吹雪状態。すぐさま引き返したくなる。スキー場に着き、用意をしているうちに先発組から電話が入り、レストランにいるから合流せよとのこと。何もしないうちに昼食に突入。

 満腹になったところでスキー開始。なおリフト券は早じまいして帰ろうとするおやぢが安く売りつけてくるので、それで済ませる。娘(7歳)はウィーンに来てスキーを初体験。この年齢だとこれからいろいろな初体験(いやらしい意味ではなく)をするのだろうが、僕のような年齢になると今後は退職、還暦、長生きしよう会入会、老人ホーム入所、遺言執筆、死亡、葬式くらいしか初体験は残っていない。

 それはともかくとして、娘は一昨年初めてスキーをした時は、Bad Gasteinというスキーリゾートに1週間滞在したことから、スキー場付属のスキー幼稚園に入れ、基礎を教えてもらった(親が遊びたいからというわけではない。断じてそうではない)。そのせいか、すいすい滑り、ついには大抵のスキー場に行っても頂上から転ぶことなく一人で下まで降りてこれるようになった。それが去年、Tバーリフト(あのピッケルみたいなのをおしりに引っかけて登る奴)で転び、それがトラウマ化して1シーズンを完全に棒に振るという事態であった。

 今年はどうか。そろりそろりと滑らせてみる。やはりトラウマは残っており、一人で滑れない。仕方なく僕のストックを握らせ、ゲレンデの厄介者、超低速連結蛇行走行を行う。プルークボーゲンはできるのだが、時たま転ぶ。そうすると起きれずにパニックになる。その繰り返し。転ぶのは全く恥じることではないし、ある程度転ばないとうまくはならないものだが、トラウマのせいか、転ぶことを必要以上に怖がっている。したがって、転んだ時は優しく接し、もう滑りたくないなどと甘えたことを言っている時は叱る。なだめすかされ、時には叱られ、子供は涙を凍らせながら滑る。

 こっちも欲求不満がたまってきたこと、子供を落ち着かせる意味もあり、中腹で一休みさせ、同僚に見ていてもらう。その間に短か目のリフトで2回滑る。納得。子供の所に戻ってみると、すっかり落ち着きはしたが寒さで震えている。ごめんごめん。再度だんご2兄弟で滑る。すっかり落ち着いたせいか、今度は1回も転ばない。滑りながら「上手くなったよ」とか「○○さん(僕の同僚の名前)、どこで滑ってるのかな」などとしゃべり始める始末。こうなるとうちの娘は強い。結局1回も転ぶことなく下まで降りる。最後は僕のストックを離し、一人で勝手に滑る。もう1回滑って自信をつけさせてあげたかったが、暗くなってきたので残念ながらおしまい。子供は「また来たいね」などと言っている。さっきもう絶対スキーなんてしないなどと泣き叫んでいたのはどこのどいつだ。

 ということで、今回は写真を撮るゆとりがほとんどなかったっす。ほとんど滑っていないのにどーっと疲れた1日でした。

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2005年11月30日 (水)

アイゼンシュタッド

 先日、勤務先の慰安旅行でアイゼンシュタッド(Eisenstadt)方面へ行った。

Pict3Pict0015   まずはエステルハージー城(Esterhazy)を見学。休館日だったところを特別に開けてもらう。まあ平城なので、おもしろみに欠けることは確か。でも室内装飾は立派。特に体育館ほどの大きさの音楽堂の壁画は立派。

Pict0030  この地方は見渡す限りのブドウ畑。当然ワインの産地として有名なので、2軒ほどワイナリーを見学・試飲。1ボトル5ユーロ弱くらいからたくさんの種類のワインが買える。日本だと同じ物が倍以上するんだろうなあ。オーストリアワインは白、というイメージがあるが、最近は赤もがんばっている。赤の方がよく売れるんだそうな。あと、この地方はアウスレーゼ(遅摘みブドウのワイン)やアイスワイン(凍るくらいまで超遅く収穫したブドウのワイン)などめちゃめちゃあまいワインも有名。

 結局アウスレーゼを購入。基本的に食前酒とかデザートワイン用なので、量は飲めないから、ハーフボトルを2本、合計9ユーロ(安!)。

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